Friday, September 29, 2006

ダイエットに効くサプリ3

筋トレ→筋量増大→代謝熱量増大→痩せる、の路線は正しいのですが、効率よく脂肪を代謝したいわけです。そのための補助手段としてサプリをとるわけですが、エフェドラの危険性が明らかになり、入手が難しくなってしまいました。また、ダイエットに効くといわれるサプリメントの多くはカフェインを多く含んでいます。カフェインの連用の危険性は以前から指摘されているところです。ではいったい何がオススメなんでしょうか。

Wednesday, September 27, 2006

ダイエットに効くサプリ2

ダイエットに効くサプリの成分として有名なのは「エフェドラ」です。「でした」と言った方がよいでしょう。エフェドラには代謝促進の働きがあり、ダイエットの目的でひろく使われていました。しかし、心臓発作や脳卒中を起こす危険性が指摘されて、アメリカでは販売が禁止されました。処方箋不要のサプリメントの販売が禁止されるのはアメリカでは初めてのケースでした。アメリカ以外からではいまでもエフェドラ含有のサプリが入手可能なようです(未確認)

Thursday, September 07, 2006

ダイエットに効くサプリメント

世の中には、ダイエット用のサプリメントの広告があふれています。曰く、「新陳代謝を高める」「脂肪燃焼を助ける」...しかし本当に効くのでしょうか? 効いたとしても、あまり効きすぎると体に悪くないでしょうか?

Tuesday, May 23, 2006

今日のトレ

今日は背中の日でした。

  • 自転車 10分
  • 自重で懸垂 5x2set
  • ラットプルダウン 60kgx13x3 50kgx13x3 40kgx13x3
  • シーテドロウ 40kgx13x3
  • アームカール 10kgx13x5 8kgx13x2
  • 肩 ちょっとだけ
  • 自転車 45分

Thursday, May 18, 2006

昨日のトレ

夏なのでちょっと脂をしぼりたいんですが、なかなか減りませんね。有酸素を増やした方がいいかもしれません。昨日は胸の日でした。トレ内容は、

  • 自転車10分
  • ダンベルフライ 15kgx2 13x4set
  • チェストプレス 50kgx13x3 60kgx13
  • 肩 25kgx13x5
  • 上腕三頭筋 6kgx13x6
  • 自転車 45分

86.4kg 24.3% 二の腕 35cm、胸 104cm、ウエスト 96cm、ヒップ 103cm

Wednesday, April 26, 2006

体脂肪率測定2

それでこの、アナログチックなボディファットキャリパーで私のおなかを測定してみました。測定位置は、右の腰骨から1インチ(2.5cm)うえに行ったところです。立った状態で、優しく腹筋のところまでつまんで、つまんだ指から少し離れたところで計ります。キャリパーの握るところは指の形にへこんでいますからここを握って、パチット音がするまで握ればOK。18mm でした。先日のグラフをみると、男性35歳で18mmだと体脂肪率 20.7%だそうです。

オムロンの手足式の電気抵抗タイプで計ると、日や状態によりますが 23.8%〜25.5%ぐらいですからかなり低く出ていますね。どちらが正しいかは不明です。ただ、キャリパーで計った脂肪厚18mmというのは短期間では不変ですからその点では信頼出来ます。

このページhttp://www.linear-software.com/online.htmlを使うと、おなかだけでなく、胸や二の腕なども利用してより精度の高い値を求める事が出来ます。ただし、ひとりでは測定出来ないので、誰かに手伝ってもらう必要があります。

Monday, April 24, 2006

体脂肪率測定




太ってるのかどうなのかっていうのを客観的に判断する指標は色々考案されていますが、身長と体重だけから推定するBMIなんかは結局、筋肉が太かったりするとおデブに判定されてしまい、全く使えません。そこで体脂肪率の推定が重要になってくるんですけども。

体脂肪率の測定の方法もまた色々考案されています。しかしこれは、究極的には解剖(!)して脂肪を取り出して重さをはからないとわかりません。でもそれだと死んじゃうので(当然)、生きたまま「推定」する方法がいくつか考えられています。大掛かりなものでは、ある気体を充満させたブースの中に入って体積を測定するものや、水の中に浸かって体の比重を測定するものなどがあります。これらは比較的精度が高いとされていますが、大変な装置が必要なため、個人で測定するには向きません。

個人が利用できるタイプのものは、日本ですと、オムロンやタニタに代表される、足または手または足と手の両方で測定した電気抵抗と体重を元に体脂肪率を推定する方式のが幅を利かせています。これは、筋肉組織は多く水分を含んでいて電気抵抗が低く、逆に脂肪組織は水分が少なくて電気抵抗が高いことを利用して体脂肪率を推定するものです。つまり、からだの電気抵抗を測定して電気抵抗が高ければ(電気が通りにくければ)脂肪率を高く、逆に電気抵抗が低ければ(電気が通りやすければ)脂肪率を低く算定するものです。しかしこれは変動が激しいのが難点。たとえばご飯を食べるまえと食べたあと。朝と夜。おフロの前と後。便通の前と後。運動して汗をかく前と後。ちょっとしたことで1%ぐらいは平気で変動してしまうので、つい一喜一憂してしまいがちですが、全く意味がないですよね。おフロに入ったぐらいで体脂肪率が1%も変化するわけないんです。したがってExcelかなにかに記録を取って、グラフにして、傾向を見なくちゃなりません。でもやっぱり、日によって1%も高く出た日には気分が悪いんですよね。弱き人間の性か....

そこで他の方法はないかな? とおもうんですけど。皮下脂肪をハサミで挟んで測定する方式があります。英語だと body fat caliper ボディファットキャリパーというようです。というわけで、ひとつ買ってみました。写真一番上がそのボディファットキャリパー、accu-measure製です。えらいアナログチックですが ^^; これで真ん中の写真みたいなカンジで皮下脂肪厚を測定します。ちなみにこれは私のおなかです見ちゃダメ。皮下脂肪厚がわかったら、最後の表で、男女別、年齢と皮下脂肪厚で推定体脂肪率を得ます。おなじaccu-measureの製品でもっとデジタルな、皮下脂肪厚の測定と同時に体脂肪率を算定して液晶画面に表示するようなのもあります。

つづく。

Wednesday, April 12, 2006

有酸素運動

有酸素運動をすると「やせる」というのは、さいきんでは常識と行っていいほど知られてきていると思います。有酸素運動というのは比較的軽度の運動であって脂肪を消費し、また強度が強い運動は無酸素運動であって体内の糖を消費するといわれています。だから、継続して有酸素運動をすれば脂肪を消費して、健康的にやせられる。このようなことがよくいわれていますね。

有酸素運動をすれば脂肪を燃焼するのはいいですが、その脂肪をエネルギー源として動くのは筋肉です。運動をしていなかった方は筋肉が細くなっていますから、消費エネルギーもすくなくなっています。その状態で有酸素運動をしても、小さいエンジンにたくさん燃料を供給するようなものではないでしょうか。だからまず、有酸素運動で脂肪を燃焼する前に、筋トレである程度筋肉を大きくしてからのほうがよいでしょう。

そこで筋トレと有酸素運動を併用することになる訳ですが、ここで注意。アナボリックとカタボリックという言葉があります。日本語にすると、アナボリック=同化作用、カタボリック=異化作用となります。アナボリックというのは、栄養を筋肉や骨などに「同化」=大きくする作用のことです。逆にカタボリックは、筋肉などを栄養に分解する作用のこと。つまり有酸素運動はカタボリックな運動であるといえます。どういうことかというと、食事制限中などの栄養が少ない状態で、有酸素運動をすると脂肪だけでなく筋肉を分解して糖に変換する作用がおきて、せっかくの筋肉が減ってしまうのです。もったいない。

じゃあどうすればいいのかというと、これがなかなか難しい感じです。私は一応有酸素運動の日と筋トレの日と分けるようにしてみました。マメに体重と体脂肪率を計って記録をつけて、体と相談しながら決めていくしかないのかな...

Sunday, April 09, 2006

アミノ酸一覧

ちかごろ、アミノ酸サプリや、アミノ酸が配合されたスポーツドリンクなどが人気ですが、アミノ酸ってなんでしょうか。アミノ酸はタンパク質の構成要素です。人間の体の中では、食べたタンパク質を分解してアミノ酸を得たり、逆に得られたアミノ酸を合成して筋肉を作ったりするのに使われます。アミノ酸は100種類以上存在しますが、そのうち人体のタンパク質を構成するのに使われるのはわずか20種類です。

タンパク質を構成するアミノ酸

1文字略称3文字略称英語名日本語名効果
AAlaAlanineアラニン
CCysCysteineシステイン
DAspAspartic Acidアスパラギン酸
EGluGlutamic Acidグルタミン酸
FPhePhenylalanineフェニルアラニン
GGlyGlycineグリシン
HHisHistidineヒスチジン
IIleIsoleucineイソロイシン
KLysLysineリジン
LLeuLeucineロイシン
MMetMethionineメチオニン
NAsnAsparagineアスパラギン
PProProlineプロリン
QGlnGlutamineグルタミン
RArgArginineアルギニン
SSerSerineセリン
TThrThreonineスレオニン
VValValineバリン
WTrpTryptophanトリプトファン
YTyrTyrosineチロシン

タンパク質を構成しないが利用されるアミノ酸

1文字略称3文字略称英語名日本語名効果
β-アラニン筋肉中に存在する。
オルニチン尿素回路の中間体。
クレアチン筋肉中に存在する。

Friday, April 07, 2006

サプリメント グルタミン

さて次はグルタミンです。さいきんはプロテインの粉に含まれていることもあるグルタミン。そもそもグルタミンってなんでしょうか? うまみ調味料(味の素など)のグルタミン酸というのはよく聞きますが、それとは違うものです。ですから、味の素をなめてもグルタミンを摂取したことにはなりません ^^;;

おおざっぱに私が理解しているところでは、グルタミンは、体内で生成されるからかならずしも食物として摂取するべきものでもないのだが、運動などのストレス下では消費が生成を上回るので、食べた方がいいもののようです。そしてグルタミンがどのように働くかというと、これは筋肉中に存在して、強力な抗異化作用を発揮するそうです。異化作用というのは、筋肉を分解してエネルギーに代えることで、抗異化作用はそれをふせぐ作用のことです。

つまりこれをたべると、せっかく大きくなった筋肉を分解してエネルギーに代えるのを押さえることが出来るかもしれない。ということです。私がもってグルタミン製品はやっぱりナウフーズ製で、錠剤の大きさはクレアチンと同じものです。説明書によると、1回2錠(3g)を1日3回程度摂取しろとのことです。もっと取った方がいいという人もいます。私は現在は、筋トレ後に5、6錠(1.5gx5=7.5g)程度食べています。

Thursday, April 06, 2006

サプリメント クレアチンつづき


postal notifing Originally uploaded by kenic.

Creatine Monohydrate Originally uploaded by kenic.

creatine tablet Originally uploaded by kenic.
3/20ごろ頼んでたサプリが来ました。アイダホからなんですが、結構かかりましたね...17日。もっと速い送り方のオプションもあるんですけど、高い。最初の写真が郵便局からの不在票。差出人:外国の方....あってます。あってるけどね...

で、次の写真が「クレアチンモノハイドレート」。now foods 製です。ほかのメーカーのもいろいろあるんだけど、ナウが安いので、ついナウ製品ばっかりになってしまいます。右が旧ボトル、左が新ボトルです。キャップの色が変わっただけっぽいね。

そしてその次が、錠剤の写真。結構でかいですね。さいきんは慣れてきて、5つぐらいならなんとかいっぺんに飲み下すことが出来るようになってきました。のどにつめそうです。このでかい錠剤がダメなひとは、粉の製品もあります。粉の方が安いですね。たとえば、この錠剤のは、1.5gx250タブレット=375g で15ドル。粉は600gで14ドルぐらいです。ちなみに私が通っているジムにもクレアチンの粉製品がおいてありましたが、600g 5600円でした。

ただ、粉は安いんですが、ローディングしているときなんかは、そうとう頻繁に飲まないといけないですから、持ち運びが便利な錠剤タイプの方が面倒がなくていいかもしれません。マメな方は、ローディング中は錠剤、メンテナンスに入ったら粉という使い分けをするかたもいるようです。

Wednesday, April 05, 2006

サプリメント2 クレアチン

サプリメント続きです。サプリメントはたとえば通販サイト(bodybuilding.com)をみればわかりますが、相当多種多様なサプリがあります。それだけ奥が深いということでしょうか。それとも人間の因果な業を表しているのか... ^^;

前回(サプリメント)は、マルチビタミン、マルチミネラル、抗酸化系のアルファリポ酸とコエンザイムQ10、食物繊維系について触れました。今回は違う方面から攻めてみたいと思います。

まずは筋トレサプリの王道、極めつけ、クレアチンです。クレアチンほど劇的に効果を感じられるサプリは他にないでしょう。きっとあなたも是非のみたくなってしまうはず! クレアチンは筋肉中に存在する物質で、エネルギーの非常用の備蓄倉庫のような役割をします。普通に食物を食べていれば補給される物ですが、これをサプリメントで補おうというわけです。このあたりの筋肉の動作の仕組みは筋肉はふしぎ 杉晴夫著に詳しいです。興味のある方は読みましょう。クレアチンを飲むと、まず筋トレであげられる重量がすぐさま増える、というわけではありません。あくまでエネルギーの貯蔵庫ですから、最大筋力が上がるわけじゃないのです。ただ、大きなエネルギー消費を長く続けられるようになります。13レップスで3,4セットが限界だったのが、8セットとか10セットとかやれるようになるので、その分筋肉をイジメることが出来るようになります。

クレアチンはすこし飲み方が特殊なので、留意する必要があります。まず摂取のサイクルを、ローディング期、メンテナンス期、休止期にわけて考えます。劇的な効果があるクレアチンですが、「効果ねえよ」というかたもいます。だいたい飲み方を間違えていることが多いみたいです。以下に気をつけて飲めば大丈夫!

ローディング期は飲み始めです。この時期はたくさんのんで、とにかく筋肉中のクレアチン濃度をあげます。私の手持ちのクレアチンサプリメントの容器には、7日間に渡って1回4.5gを1日4回から6回飲むようにとあります。これは、もっとたくさん飲んでも良い、というひともいます。たとえば1回6gか7gを1日8回とかですね。私はだいたい6gを6回1週間で十分でした。この期間はとにかく頻繁に飲まないといけないので結構めんどくさいです。しかもクレアチンは酸によわく、糖質(あまいものや、でんぷんなど)ととると吸収率が良いとのことなので、食後と、食感は胃が空いているので胃酸にふれないよう、甘いフルーツドリンク(ただしオレンジジュースやグレープフルーツではなく、リンゴジュースのような比較的酸の弱い物)と一緒に飲むか、おにぎりなどをたべるなどしたほうがいいみたいですね、ということを考えるとますます面倒ですが、とにかく飲むことに意義があります。そして、クレアチンは水を含みやすい性質がありますので、のむと頭痛がするというひとがいます(私は結構頭痛くなりました)。しかしこれは、みずをたっぷりとることで軽減されます。飲むときだけではなく、一日中水分を補給するよう気をつけましょう。副作用として、とてもオシッコがちかくなります。筋肉に水分をためているから、水分が不足して頭痛になるはずなのに、なぜおしっこがでるのかふしぎですが....利尿作用でしょうか。頻尿はローディング期間中だけなので、がまんしましょう ^^;

ローディングがおわるころになると、筋肉にクレアチンと水分が増えて、すこし、筋肉の張りが良くなるような感じがします。(これは感じないひともいるようです)。わたしは上腕のサイズが、腕を曲げた状態ではかって2cmぐらい大きくなりました。止めると元に戻りますが.... ^^;; そして、先ほども書いたように筋トレでたくさんおもりがあげられるようになり、筋肥大効果が期待できます。

筋肉中に十分なクレアチンが行き渡ったら、あとは消費する分だけ補給すればOKのメインテナンス期になります。手元のクレアチンには1回4.5gを1日1〜3回のむこと、と書いてあります。これはこの通りやればOKです。

たしかな臨床的知見はないようなのですが、連用すると腎臓に負担がかかるのではないか、とか、効果が下がるのではないか、と言われています。数ヶ月使用したら1ヶ月休止する、というのがよくやられている方法のようです。3ヶ月のんで1ヶ月休止、または4ヶ月のんで1ヶ月休止、ぐらいで良いのではないでしょうか。

次回からは、グルタミン、BCAA、アルギニン、オルチニン、リジン、燃焼系、窒素系、リンゴ酸、等についてみて行きます。おたのしみにー

Tuesday, April 04, 2006

サプリメント

筋トレのやりかたについては、またおいおい書くとして。サプリメントです。

サプリメントはまあ、そんなもん食べなくてもいいんだよ。という声もありますが、やはり、食べてしまいますね...ミーハーなんでしょうか。筋トレして体重を増やしたり減らしたり(目的によっては減らすだけかもしれませんが)する関係上、どうしても栄養が偏ったりしますから、サプリを食事の補助として摂取するのは、私は必要だと考えています。

まず基本ですが、マルチビタミン、マルチミネラル。これは日本で買うと結構高い気がしますが、通販でアメリカのものを買うと、案外安い上に、だいたいマルチビタミンにマルチミネラルを含有していますので、飲む手間も簡便になって便利です。ただし、ほかのアメリカ製のサプリにも言えることですが、錠剤が大きいのが多いです。ただこれは慣れます。はじめはひと粒づつ飲むのも大変ですが、なれると5粒ぐらいは行けます。

それからマルチビタミンをあわせて取りたいのが、抗酸化系。アルファリポ酸、コエンザイムQ10などですね。マルチビタミンみたいに明確な効果(おしっこが黄色くなるとか... ^^;)が感じられないのでアレですが、わたしは取るようにしています。アルファリポ酸のほうはアメリカ産のサプリで安いのがあります。コエンザイムの方は、日本のカネカが原料を生産している関係で、残念なことにアメリカ製でもあまり安くありません。

それから、食物繊維=ファイバー。鶏のササミなどのタンパク質をたくさんたべると便通が悪くなるので、食物繊維を摂取することも大切です。わたしはこれは、適当なのをまだ見つけておりませんで、ひとからもらったハーバライフのファイバーボンドを飲んでいます。ただこれ結構高いんですよね...自分で買うかどうかは微妙。サプリではないが、オールブランも結構いいですが、これも結構高いうえに、食べるのが大変です。

Monday, April 03, 2006

そして脚。脚は長いので(私のように足が短くても!)たくさん筋肉がついています。一番大きいのは「大腿四頭筋肉」という、ふとももの前面についている筋肉です。これは脚の中で一番大きいだけではなく、体の中で一番大きい筋肉です。つまり、この筋肉を使うと、カロリー消費が大きい=やせる! この筋肉を大きくして運動すると、ますます消費カロリーが大きくなる=ますますやせる! こんないい筋肉をほっておく手はアリマセン。ぜひ鍛えましょう!

このように非常に重要な太腿四頭筋ですが、「脚を鍛えたら太くなるんじゃないか」とおもわれて、敬遠される方も多いんじゃないかとおもいます。しかし、私の経験から言うと、シロウト(ビルダーじゃないひと)が、それなりに鍛えて、けっこうな高重量が上がるようになっても、脚のサイズは変わりません。むしろ減少するぐらいです。筋肉は存在感を増している=太くなっていますから、おそらくやせる効果で脂肪が減っているんではないでしょうか。皮下脂肪の厚さはジムなどに備えてある超音波の機械で計ることができますが、筆者はそこまではやったことはアリマセン....。それにくわえて、脚を鍛えますと、副次的効果として股関節の伸展によって大臀筋(オケツの筋肉)もつかいますから、確実にヒップアップになります。こちらは脚よりもさらに効果テキメンで形がよくなります。ですから、おそれず、四頭筋を鍛えましょう!

大腿四頭筋がはたらくのは、膝を曲げた状態から伸ばすときです。つまり、しゃがんだり立ったりする動作。スクワットですね。器具の助けを借りないスクワットは案外フォームがむづかしいです。フォームが正しくないと、四頭筋に効かないばかりか、膝を痛めたり、腰が痛くなったりします。したがって、はじめのうちは比較的簡単にできる、マシンを使ったトレをするといいでしょう。マシンでいうと「レッグプレス」や「レッグエクステンション」と呼ばれるマシンが大腿四頭筋に働きます。

「レッグプレス」の機械は、膝が90度に曲がったところからはじめて、脚を伸ばしていきます。ちょうど機械の上でスクワットをやっているような形になります。深くしゃがみ込むと、股関節が曲げられますので、立ち上がるときに股関節が伸展し、オケツの筋肉「大臀筋」に効かせることができます。レッグプレスはなにしろ、人間の体の中で一番でかい筋肉を使ってやる訳ですから、ちからがでない訳がありません。うおおおおおおーーーーーっ、ってかんじでやると楽しくなります。

「レッグエクステンション」は座った状態で膝を曲げ、おもりを足首のところにかけて膝をのばす運動です。これは太腿前面の大腿四頭筋に効きます。レッグプレスだけでは追い込みきれないので、こちらもあわせてやると効果的です。

さて、前面だけではバランスがとれないので、後ろ側もやっておきましょう。太腿の裏側の筋肉「ハムストリングス」を鍛える「レッグカール」です。うつぶせに寝た状態で、足首のかかと側におもりをかけて膝を曲げる動きです。ハムストリングスは大臀筋と同じで、ふだんほとんどと言っていいほど使わない筋肉なので、はじめはかなりきついと思いますが、がんばりましょう!

広背筋

広背筋です。普通日本語で「背筋」というと、腰の裏側あたりの筋肉のことを指すような印象がありますが、こう背筋はそこの部位ではありません。広背筋は肩甲骨の下側ぐらいにあり、胸筋の反対の動きをします。すなわち、腕を引く動作でつかわれる筋肉です。レスリング(アマチュアレスリング)をやってるひとに、広背筋が発達しているひとが多いです。

この筋肉は、体幹部にあって大きな筋肉ですが、胸筋よりも意識がしにくいひとが多いんじゃないでしょうか。日本人は肩甲骨を動かす動作が少ないようで、肩甲骨周りの柔軟性が比較的劣るひとが多いです。それにともなって広背筋も日常生活でつかうことがあまりなく、意識しにくいようです。まずは両側の肩甲骨を寄せる動き、すなわち、うでを前にだした状態から体側に引きつけ、胸を張って両側にある肩甲骨のあいだを縮めるような動きを普段から意識してやると良いようです。

トレーニングとしては、ラットプルダウン、シーテドロウ、ケーブルロウイングなど、上から引っ張りおろす動作、前から体側に引きつける動作のものが広背筋に効きます。意識しにくい筋肉なので、いきなり大荷重でやるのではなく、軽いものや少し重いものなどをまぜて、広背筋を意識できるようにしながら始めた方がよいと思います。いきなり大荷重をかけると、違う部位(肩など)でおもりを動かしてしまうので、広背筋に負荷をかけるのがむづしいと思います。

Sunday, April 02, 2006

胸筋

まずは胸筋から行きましょうか。男性がまず最初に鍛えたい部位が胸らしいですね(笑)。たくましいムネに憧れるひとが多いようです。女性の胸も、胸筋+乳腺+脂肪で構成されていますから、胸筋を鍛えるとバストアップにも良いです。

胸筋は、胴体の前側にあって、腕と胴体についています。1)腕をのばして上から下に動かす動き 2)腕を開いた状態から閉じる動き 3)腕を下から上げるときの動きなどに関与しています。水泳でクロールをすると胸筋がいたくなることがありますが、これが1)の動きだと思っていいでしょう。2)はボクシングのパンチやテニスのショットなどで使う動き。3)はベンチプレスの動作が比較的似ているでしょう。

筋トレのときに注意すべきなのは、むやみに重量をあげず、必要な部位に対して効かせるようにトレーニングを行うことです。私が胸筋のトレーニングするときは、ダンベルフライでまずある程度胸筋に負荷をかけてから、ベンチプレスをしています。ベンチプレスだけで負荷をかけようとすると、腕(上腕三頭筋)にも負荷がかかり、疲れてしまってあまり続けられないし、かといってむやみに重量を上げると肩に重量がかかって関節を痛めてしまうからです。

またジムで観察していますと、重量の重い軽いに限らず、速い速度で押したり引いたりされているかたがいますが、これも筋肥大の観点からはどうかなと思います。筋肥大のための筋トレは、ゆっくり、確実に、がよいようです。そのほうがずっと疲れます=効きます。

Friday, March 31, 2006

どこからトレーニングするか?

筋トレとひとくちに言っても、どこからはじめたらいいかよくわからないですね。筋肉と言ってもたくさんありますし。人間の筋肉は300種類、650個もあるそうです(からだの不思議より)。すごいね! 300種類ある筋肉も、大きいものと小さいものがあります。大きいもののほうがよりパワーが出ます。パワーがでるということは、それだけエネルギーが必要ということです。つまり、ふとりにくい体を作るためには大きい筋肉から鍛えていったほうが、より効果が高いと言うことですね! 大きい筋肉は、おおまかにいって、3つあります。 ・胸筋 ・広背筋 ・大腿四頭筋 これらを重点的に鍛えることを考えたほうがいいですねー。

筋トレが好き

皆さん筋トレは好きですか。しんどいからキラーイってひとも多いんじゃないかな、って思います。でも、筋肉は、男性にとっても女性にとってもとても重要です。細いだけで筋肉がないなんて、おいしそうじゃないし!

もしかしたら、筋トレなんかしたら、ムキムキのマッチョになってしまって、キモチワルイ!って思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。でも安心してください。半可なトレーニングでは、ボディビル大会出場者みたいなムキムキにはなれません。普通にトレーニングすれば、たぶんマリアシャラポワみたいな、ステキなカラダになれます!

だからみなさん、筋トレして、魅力的なカラダをつくりょうじゃあありませんか。