Monday, April 03, 2006

広背筋

広背筋です。普通日本語で「背筋」というと、腰の裏側あたりの筋肉のことを指すような印象がありますが、こう背筋はそこの部位ではありません。広背筋は肩甲骨の下側ぐらいにあり、胸筋の反対の動きをします。すなわち、腕を引く動作でつかわれる筋肉です。レスリング(アマチュアレスリング)をやってるひとに、広背筋が発達しているひとが多いです。

この筋肉は、体幹部にあって大きな筋肉ですが、胸筋よりも意識がしにくいひとが多いんじゃないでしょうか。日本人は肩甲骨を動かす動作が少ないようで、肩甲骨周りの柔軟性が比較的劣るひとが多いです。それにともなって広背筋も日常生活でつかうことがあまりなく、意識しにくいようです。まずは両側の肩甲骨を寄せる動き、すなわち、うでを前にだした状態から体側に引きつけ、胸を張って両側にある肩甲骨のあいだを縮めるような動きを普段から意識してやると良いようです。

トレーニングとしては、ラットプルダウン、シーテドロウ、ケーブルロウイングなど、上から引っ張りおろす動作、前から体側に引きつける動作のものが広背筋に効きます。意識しにくい筋肉なので、いきなり大荷重でやるのではなく、軽いものや少し重いものなどをまぜて、広背筋を意識できるようにしながら始めた方がよいと思います。いきなり大荷重をかけると、違う部位(肩など)でおもりを動かしてしまうので、広背筋に負荷をかけるのがむづしいと思います。